第63回日本病理学会秋期特別総会

会長挨拶

 第63回日本病理学会秋期特別総会を2016年11月2,3日(木、金)の2日間、東京都千代田区一ツ橋にある日本教育会館で開催させていただきます。この秋期特別総会では、「病理診断と病態の理解から治療への展開」をコンセプトとして、優れた独創性,革新性のある研究の成果発表(A演説、B演説)、脳腫瘍や小児疾患に関する最新の病理診断の知見からなる病理診断特別講演を基軸に、多くの病理学会員、そして特に若手病理医や研究者が活発に議論し、「病理学」を旗印にお互いを活性化する場を提供したいと考えています。また、「最新の癌の研究」と「乳腺腫瘍の診断と臨床応用」の内容からなる興味ある教育講演と文化的な側面から「戦国・江戸時代の隠れた歴史絵巻」をテーマとした特別講演を企画しています。シンポジウムとして「種々の組織幹細胞から癌幹細胞」と最新の画像診断の理解と病理診断の融合を目指した「画像診断と病理診断のコラボレーション」 を企画しています。夕方には、若手病理医のためにポスターセッション、妊産婦死亡症例病理カンファレンスや日本の留学生を含むインターナショナルセッションも計画しています。過ごしやすい、東京の秋の夕方、日本教育会館を会場として多彩な企画を盛り込んだ懇親会も計画しています。皆様のご参加をお待ちしています。
また、会期後の11月4日(土)には、国際病理アカデミー日本支部主催の教育セミナーが、同日本教育会館で開催されますので、併せてご参加をお願いいたします。

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