第1回 耳管ピン手術実施医認定講習会

日本耳科学会は耳管ピン手術実施医の認定に必要な第1回耳管ピン手術実施医認定講習会を、第31回日本耳科学会総会・学術講演会の会場にて以下のように開催いたします。

制度の概要やその他の要件については日本耳科学会ホームページ > 会員専用ページ > 耳管ピン手術実施医制度をご参照下さい。

日時

2021年10月16日(土)9:10~11:30

主催

日本耳科学会 耳科手術指導医制度委員会(耳管ピン手術実施医制度 ワーキンググループ)

会場

ヒルトン東京お台場 アポロンB・シリウスA(〒135-8625 東京都港区台場191)

定員

20名

参加資格

本講習会は耳管ピン手術実施医認定資格(参考:耳管ピン手術実施医認定に必要な要件)を満たす医師を対象としていますが、第1回講習会の特別措置としてこの認定資格に満たない場合でも受講いただくことが可能です。その場合、講習会修了資格は受講後3年間有効で、この期間内であれば後日、他の認定要件を満たした時点で認定をご申請いただくことが可能です。

このため、認定資格に満たない応募者も、応募総数が20名未満の場合等、空席枠の人数分に応じて受講可能とします。なお、応募者多数の場合は、抽選とさせていただきますので、あらかじめご了承ください。

申込期間

令和3年7月10日(土)〜令和3年7月31日(土)
8月21日(土)※延長しました
定員に達したので申込を締め切りました

定員枠が満員となり次第募集を締め切らせていただきます。
ご希望の方はお早く手続きをお願い致します。

申込方法

日本耳科学会ホームページの会員専用ページ内、耳管ピン手術実施医制度から申込書(Excel File)をダウンロードし、必要事項を記入(入力)してください。ご捺印の上、メールに添付して提出をお願いいたします(pdf形式推奨)

  • 件名「耳管ピン手術講習会申込」
  • 送信先メールアドレス:otology@nacos.com

参加費

30,000円

申込後、8月中旬までに受講受入れ通知書と、参加費支払のための振込口座、指定見学施設の資料をメールで通知いたします。通知後、2週間以内に納入がない時は、受講受け入れをキャンセルさせていただく場合があります。また、振り込まれた参加費は返金いたしかねますので、ご留意ください。

なお、耳科手術指導医、または耳科手術暫定指導医をお持ちでない方(参考:耳管ピン手術実施医認定に必要な要件)は、講習会受講後に本学会の指定する施設で耳管ピン手術の見学を頂く必要があり、その後、所定の期間に認定申請を頂く必要があることを申し添えます(参考2:耳管ピン手術実施医認定までの流れ)。本年度の手術見学は2021 年10月下旬〜12月に、認定申請は2022年1月を予定していますが、新型コロナウイルスの感染の状況を踏まえて、本年度の手術見学は受講の制限・ 中止の可能性がございます。あらかじめご承知おき下さい。

(参考)耳管ピン手術実施医認定に必要な要件

1)実施医の資格要件

  1. 日本耳鼻咽喉科学会認定耳鼻咽喉科専門医であり、専門医取得後3年以上経過していること。
  2. 申請時において、ひきつづき3年間以上日本耳科学会正会員であること。
  3. 年間10例以上の耳管開放症の診療実績のあること。
  4. 20例以上の鼓膜形成術または鼓室形成術(術者あるいは助手)の経験のあること。(※)
  5. 耳管関連の論文1編以上、または学会・研究会における発表が1回以上あること。(#)
  6. 本学会の定める講習会を受講していること。
  7. 本学会の定める施設における手術見学を修了していること。(※)

※要件の4および7は本学会の認定する耳科手術指導医または耳科手術暫定指導医の認定をもって代える
 ことができます。

#共著者、共同演者も含みます。申請の際に論文別刷あるいは発表抄録の添付が必要です。

2)登録施設の要件

  1. 耳管ピン手術実施医1名以上が勤務していること。
  2. 以下の設備のすべてを有すること。
  • 音響耳管法および耳管鼓室気流動態法モードを実施できる耳管機能検査装置
  • 手術用顕微鏡
  • 鼓膜写真および動画を診療録に保存できるシステム
  • 患者急変時に必要な薬剤や資器材(救命救急カート等)

(参考2) 耳管ピン手術実施医認定までの流れ

耳管ピン手術実施医認定までの流れ