学会長挨拶
第92回日本消化器内視鏡技師学会
会長 藤原 健
(医療法人社団和楽仁芳珠記念病院)
COVID-19の感染症分類の位置づけが変更し、以前の生活様式に戻りつつありますが、いまだ緊張感を保ちながら、感染対策を行い、医療を提供している医療従事者の方々、ならびに関係者の皆様は敬意と感謝申し上げます。
この度、第92回日本消化器内視鏡技師学会の学会長を拝命しました医療法人社団和楽仁 芳珠記念病院の藤原と申します。2024年5月31日(金)、6月1日(土)の二日間、富山県の富山国際会議場で日本消化器内視鏡技師学会を開催させていただきます。学会開催の機会を与えていただいた日本消化器内視鏡技師会の角森会長ならびに関係各位に感謝申し上げます。第92回日本消化器内視鏡技師学会の開催方法はCOVID-19の感染症分類の位置づけが変更し1年が過ぎますが、現地開催とWebのハイブリット開催で予定しています。
さて、2024年春には北陸新幹線が金沢-敦賀間が開業し、北陸地方に足を運びやすくなると予想されます。今回は初めての北陸地方での開催で、都市部開催にはない地方の魅力を感じることができる学会を目指しております。また、参加される皆様が満足できる企画を学会事務局、関係各所と協力して準備をしています。盛会となりますよう皆さまのご支援を心よりお願い申し上げます。
さて、学会テーマは「内視鏡診療での顧客満足を考える ~内視鏡診療での顧客満足は誰のために、内視鏡技師としてできることは~」です。内視鏡診療における顧客とは誰なのかと考えると真っ先に思いつくのは患者さんとなりますが、学会テーマの顧客は内視鏡診療に携わるすべての人々が対象で、内部顧客(医師、内視鏡技師などの医療従事者)、外部顧客(患者、家族、業者)の満足度を向上させるために、内視鏡技師としての様々な知識の向上と、参加していただいた皆様自身が楽しく満足していただける学会を目指しております。多くの皆様のご参加を心よりお待ちしています。