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第28回日本外科病理学会学術集会
会長 石原 聡一郎
(東京大学大学院医学系研究科 腫瘍外科 教授)
この度、第28回日本外科病理学会の当番会長を仰せつかり、2023年11月15日(金曜日)、16日(土曜日)の2日間、学術総合センターにて学術集会を開催させて頂くことになりました。歴史ある本学会を開催させて頂くことを大変光栄に存じますとともに、このような機会を与えて頂きました佐田尚宏理事長はじめ、本学会の役員、評議員、会員の皆様方に心から厚く御礼申し上げます。
日本外科病理学会は「外科病理学に関する研究を推進し、わが国の医療水準の向上、専門領域を越えた会員相互並びに国内および国外の関連機関との連絡を図ること」を目的に1996年に第1回学術集会が開催されました。本年は28回目の開催となり、泌尿器科や婦人科といった様々な領域の外科系医師、診断病理医、放射線科医などの医師が集まり、臨床現場における疾患概念、診断、治療、予後など領域横断的かつ体系的に議論できる貴重な場となっております。
今回は、テーマを「外科と病理のさらなる高みへ」とさせていただきました。外科治療において病理診断が重要であることは言うまでもないですが、肺癌や乳癌のコンパニオン診断など、病理診断によって個別化医療を行う時代となっております。また、AI技術の導入など病理診断の進歩は目覚ましいものがあります。一方で外科手術においても術前化学療法や放射線治療を行う症例が増えたり手術の低侵襲化が進んだりと大きく変化しています。お互いの変化を知ることで、新たな知見が得られるのではないかと期待しています。是非、若手の先生に積極的に参加していただき、領域横断的に議論を行っていくことで病理・外科手術ともにさらなる高みを目指していきたいと思います。
今回は東京での開催となります。活発な議論や意見交換を行い、実り多い学会となるように教室員一同で精一杯尽力する所存でございます。多くの先生方のご参加を心よりお待ち申し上げます。