第30回日本気管食道科学会認定 気管食道科専門医大会

第30回日本気管食道科学会認定気管食道科専門医大会
会長　齋藤　康一郎
杏林大学医学部耳鼻咽喉科学

このたび、令和2年（2020年）2月15日（土）、2月16日（日）の2日間にわたり、第30回日本気管食道科学会認定気管食道科専門医大会を開催させていただくことになりました。塩谷彰浩理事長、桑野博行前理事長をはじめ役員、評議員、会員の皆様のご厚意により、この機会を賜りましたことに心から感謝を申し上げます。

今回の専門医大会では、＜学ぶ人は伸びる＞ をテーマに掲げ、会場にお越しになる方が聴講してみたくなるようなプログラムを目指しています。近年、医療技術、機器、薬剤の進歩に加え、チーム医療という言葉が医師、メディカルスタッフ間に浸透してきたことにより、医療従事者や患者に恩恵をもたらしています。ただ、これらを、安全に導入し、安心して日々の臨床に携わるためには、その有害事象を最低限に抑えるすべを知り、かつ万一の場合のマネジメントのノウハウを携えていることが求められます。今回は、これらの、リスクヘッジ〜リスクマネジメントを念頭に複数のシンポジウムやパネルディスカッションを予定しています。また、本講習会では取り上げられることが比較的少なかった、小児のノド、に関連したパネルディスカッションも組む予定です。その他、医療倫理や感染対策といった、講習会として取り上げるべき分野や特別講演など、できるだけ斬新でup-to -dateな内容とすべく、準備を進めております。

二日間のご参加が、安全な気管食道科診療の遂行に有益な知識の獲得に有意義なものとなるよう、準備を進めて参りますので、何卒よろしくお願い申し上げます。