2024年度日臨技 関甲信支部・首都圏支部医学検査学会(第60回)

ご挨拶

一般社団法人長野県臨床検査技師会

2024年度日臨技 関甲信支部・首都圏支部医学検査学会(第60回)
学会長中山 朋秋

2024年度日臨技 関甲信支部・首都圏支部医学検査学会(第60回)学会長 中山 朋秋

2024年度日臨技 関甲信支部・首都圏支部医学検査学会(第60回)を開催するにあたり、担当開催県である一般社団法人長野県臨床検査技師会を代表いたしましてご挨拶申し上げます。

会期は令和6(2024)年10月26日(土)・27日(日)の2日間、軽井沢プリンスホテルウエストにて開催致します。

本学会のメインテーマは、「響 ~未来を奏でるシンフォニー~ 」と致しました。昨今、新型コロナウイルス感染症やタスク・シフト/シェアにおける幅広い業務への対応など、われわれ臨床検査技師の業務やニーズのパラダイムシフトが加速しています。超高齢化社会を迎える日本の未来に対して、今こそ臨床検査技師の創意や真心を、地域社会に心地よい「響き」として示し、検査技師の未来および医療・介護・福祉を含めた社会全体の未来に対し、調和と共鳴を基調として創造するための学会としたいという想いが、このテーマには込められています。そして、ここ軽井沢を舞台に臨床検査技師のすばらしい未来をみなさまと一緒に奏でる、そんな学会にしたいと考えています。また学会テーマの題字はメインテーマをイメージして飯田市の書道家 尾曽 紫綾(おそ しりょう)先生に揮毫していただきました。

本学会が一都八県の会員ならびに医療関係者の皆様の学術的な研鑽と情報交換の場となるような学術集会の開催を目指し、多面的に臨床検査を取り上げ、特別公開講演、日臨技企画、教育講演、シンポジウム、パネルディスカッション、教育カンファレンス、R-CPC、一般演題などの企画を鋭意準備進めております。

また学会会期の頃の軽井沢はちょうど紅葉の見頃を迎え、色とりどりの美しい風景を楽しめる一番良い時期にあたります。隣接する施設でのショッピングや周辺観光も兼ねて、ぜひともみなさんお誘いあわせの上、学会にご参加くださいますようお願い申し上げます。

最後に10月の軽井沢で長野県の総力を結集し、みなさまの多くのご参加そしてお会いできることを長野県臨床検査技師会会員一同、心よりお待ち申し上げます。


2024年度日臨技 関甲信支部・首都圏支部医学検査学会(第60回)の開催にあたって

一般社団法人 日本臨床衛生検査技師会

代表理事会長横地 常広

代表理事会長 横地 常広

平素より、一般社団法人日本臨床衛生検査技師会(以下、日臨技と略す)の活動に対し、ご理解、ご協力をいただき心より感謝申し上げます。

本学会が、一般社団法人長野県県臨床検査技師会の中山 朋秋会長の下で、メインテーマ「響 ~未来を奏でるシンフォニー~」として開催されますことを会員の皆様とともにお喜び申し上げます。

学会は、我々臨床検査技師の根幹である「検査データの品質保証」に向けた取り組みの一つであり、日々進歩する検査技術に対し卒後教育の一環として、医療機関などで活躍する先生方の「技術・知識」の研鑽の場でもあります。近隣で働く先輩方、同僚、後輩たちと日々抱える課題について情報共有するコミュニティーの場として活用いただきたいと思います。

さて、我々を取り巻く医療環境は厳しいと言わざるを得ません。病院経営が苦しい状況の中で、検査室のあり方について考えることが求められています。「新たな場所」に「新たな価値観」を作り出すために、安易な人員増は望めないのが現状です。限られた人材資源を最大限活用するためにも、諸先輩方が築き上げた「信頼できる検査データベース」を継承した上で、新たな技術革新による自動化・システム化を活用して、従来培ってきた業務についてタスク削減に主眼をおき、身近な課題から取り組み、検査室のリモデリング(再構)を目指し、スタッフひとり一人が「自分事として捉え」自分事として考えていただきたいと思います。日臨技としても情報発信に努め、10年後、20年後も臨床検査技師として、働き続けることのできる環境を整えるために取り組みを強化していきます。

本学会は長野県臨床検査技師会により、時世にあった特色ある企画と円滑な学会準備が進められ、会員の皆様への最新の情報提供、会員の皆様方の研究成果を発表する場として、ぜひ活用されることを期待しております。

最後に、本学会の盛況を記念するとともに、運営に当たりご尽力いただきました中山 朋秋学会長、西尾 昌晃実行委員長をはじめ、長野県県臨床検査技師会の皆様に心より感謝申し上げます。


2024年度日臨技 関甲信支部・首都圏支部医学検査学会(第60回)の開催にあたって

一般社団法人 日本臨床衛生検査技師会

関甲信支部長根本 誠一

関甲信支部長 根本 誠一

令和6年度 (一社)日本臨床衛生検査技師会関甲信・首都圏支部医学検査学会は記念すべき60回を迎える会となります。本学会が一般社団法人長野県臨床検査技師会担当のもとに開催されますことを心よりお慶び申し上げます。開催にあたりご尽力をいただきました学会長 中山朋秋様をはじめとする一般社団法人長野県臨床検査技師会の皆様、協賛をいただきました賛助会員の皆様へ心より感謝を申し上げます。

今年度の学会テーマは「響 未来を奏でるシンフォニー」です。シンフォニーは交響曲とも呼ばれ、多様な楽器が一体となって美しい調和を生み出す音楽形式をいいます。これを医療に置き換えるならば、我々一人ひとりの技術と知識を集結し、責任と権限をもって、調和の取れたチーム医療を提供することと同義といえるでしょう。本学会は、技術革新と知識の共有を通じて、より良い医療サービスの提供を目指す場です。最新の研究成果や技術動向を学び、日々の業務に役立てていただければと思います。また、学会を通じて築かれる人脈や交流も大切にしていただきたいと考えています。異なる部門および施設で働く仲間との意見交換は、新たな発見や視点の共有を促し、共に成長するための貴重な機会となるでしょう。

今回の学会テーマ「響 未来を奏でるシンフォニー」には、我々、医療従事者が共鳴、そして調和することによって、未来の医療を創り上げていくという強い意志が込められていると感じています。一人ひとりの力は小さくとも、それが集まることで大きな力となり、医療の進化を支える原動力となる。私たちの使命は、常に患者さんの健康と安全を最優先に考え、最高の医療サービスを提供することです。そのためには、絶え間ない学びと成長を欠くことができません。結びに、交響曲を奏でる舞台は出来上がりました。参加者の皆様が本学会を通じて得られる知識と経験が、今後の業務に役立ち、より良い医療を提供する一助となることを心より願っております。日々の業務の中で我々が提供しなければならない高い専門性と献身的な努力によって、未来の医療を支えるシンフォニーを奏でられることを祈念し、挨拶とさせていただきます。


2024年度日臨技 関甲信支部・首都圏支部医学検査学会(第60回)の開催にあたって

一般社団法人 日本臨床衛生検査技師会

首都圏支部長芹澤 昭彦

首都圏支部長 芹澤 昭彦

2024年度日臨技 関甲信支部・首都圏支部医学検査学会(第60回)が一般社団法人長野県県臨床検査技師会の中山朋秋会長のもとに開催されますことを心からお喜び申し上げます。

新型コロナウイルス感染症発生も昨年5月には5類感染症に分類され、社会活動も「ウイズコロナ」「アフターコロナ」といった以前の活動に戻りつつあります。その中でも私たち臨床検査技師は医療人としてコロナ感染症として油断することなく変化する社会情勢に対し迅速かつ有効な対応が求められております。また、インバウンドによる影響の中会場の確保など、関係各位の皆様には大変な苦労があったと思われます。改めて開催に携わっていただいた全ての皆様の尽力に心から感謝申し上げます。

さて、本学会のテーマは「響~未来を奏でるシンフォニー~」とされておりますが、現在、臨床検査技師(会)においては、本年4月から適応された医師の働き方改革の一方策である時間外労働の上限による対応したタスクシフト・シェアや臨地実習の法改正による指導者の体制整備、また、がんゲノム医療や高齢化に伴う認知症ケア、医療DXの推進、大規模災害における連携などの対応力強化を進めております。まさに、このことは今回のテーマが示す通り臨床検査技師のみに限らず医療関係者全体で共に取り組んで、患者や地域医療に対し安心や安全でスピード感があるような検査環境や情報共有と入り入れて行えるような明るい未来を創生される事を意味していると思います。本学会においては、特別公開講演、日臨技企画、教育講演、シンポジウム、パネルディスカッション、教育カンファレンス、R-CPC、一般演題などの学術企画の他シンフォニー企画として特別演奏会など多くの企画を用意いたいております。まさに、コンサート前のほどよい緊張感と期待感で、今からとても楽しみにしておりますし、学会に参加された皆様で心に「響く」学術集会をつくりあげていただける事を心よりお願い申し上げます。

最後に、本学会開催にあたり中山学会長をはじめ、西尾実行委員長その他、多くの実行委員の皆様や機器展示、機器セミナーなどを企画運営いただいた賛助会員の皆様の尽力に改めて感謝をいたすとともに、ここに開催される第60回日臨技 関甲信支部・首都圏支部医学検査学会が皆様にとって有意義なものとなり、さらに臨床検査の進歩につながることを祈念し、挨拶とさせていただきます。

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