ご挨拶

第50回日本頭頸部癌学会総会・学術講演会
会長 朝蔭 孝宏
東京科学大学 頭頸部外科学教室
会長 朝蔭 孝宏
東京科学大学 頭頸部外科学教室
このたび、第50回日本頭頸部癌学会総会・学術講演会を、2026年6月11日(木)・12日(金)の両日、京王プラザホテル(東京都新宿区)にて開催させていただく運びとなりました。当教室としては、2005年に岸本誠司先生が第29回を主催されて以来、実に21年ぶりの開催となります。
今回の学会テーマは「未来へ」といたしました。本学会は、記念すべき第50回という大きな節目を迎えます。先人たちが築いてこられた歴史を振り返ることも大切ですが、それ以上に、私たちがこれから未来に向けて何をなすべきか、何が可能なのかを、活発に議論し考える場としたいと考えております。私は、BakamjianがDP皮弁を報告した1965年に生まれました。1975年には大胸筋皮弁が報告され、1985年頃からは遊離組織移植が急速に普及しました。1965年当時、Bakamjianが20年後の医療の姿を予見していたとは考えにくいように、現在の私たちにも、20年後、ましてや50年後の頭頸部癌治療の未来を見通すことは困難です。近年のロボット手術、AIによる診断、分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬の登場といった革新を見るにつけ、まさに日進月歩の進展を実感します。そこで本学会では、10年後の頭頸部癌患者に、より良い医療を届けるために何ができるのか、そして日本頭頸部癌学会はどのようにあるべきかについて、次世代を担う若手の先生方とともに考える機会にしたいと考えております。多くの皆様の演題登録、ご参加を心よりお待ち申し上げております。
なお、近年の東京は6月でも厳しい暑さとなることがございます。どうぞネクタイを外し、スマートカジュアルな服装でご来場ください。
