ご挨拶

第32回日本耳鼻咽喉科学会専門医講習会の開催にあたって

第32回日本耳鼻咽喉科学会専門医講習会を九州ブロックの担当で、平成30年11月17日(土)と18日(日)にアクロス福岡で開催させていただきます。担当ブロックの所在地で本講習会が開催されるのは今回が最後で、来年からは関東と関西の大都市で交互に開催されます。その大きな理由は広い会場がないことで、今回使用するアクロス福岡も講演会場が狭いため、近くにあるエルガーラホールを中継会場として使用することにしました。しかし、毎回3,000名を超す会員の参加があることを想定するとこれでも十分とは言えず、ご参加いただく皆様にご不便やご迷惑をおかけすることをまずお詫び申し上げます。とは言っても、そうした状況を言い訳とせず、皆様にご満足いただくため、日耳鼻理事会、学術委員会、そして日耳鼻学術講演会・講習会ならびに関連する学会のあり方などのワーキンググループのご意見をいただき、これまでと開催の形式やプログラムの内容を若干変更させていただきました。

本講習会は第30回から土曜日と日曜日の全日開催となりました。しかし、各講演間に休憩する時間がなく、会場はあたかも戦場のような様を呈していたように思われます。そこで、今回は、休憩時間を多くとり、器機展示会場にドリンクサービスコーナーを設置するなど、参加者が疲れを癒し、展示された器機等をゆっくり見学できるようにしました。

講演はこれまでと同様に2会場で行い、共通講習(必須)を3演題、領域講習を13演題設けました。共通講習の演題数が従来よりも少ないのは、講演は第1会場のみで行い、第2会場を中継会場として会場の混乱を避けるためです。また、領域講習は、参加者が多い実地医家向けの演題を広い第1会場で、勤務医向けの演題はやや狭い第2会場で行うようにしています。

今回のプログラムは学術委員会そして日耳鼻・関連する学会会議で提案されたテーマをもとに構成しました。したがって、会員に今最も聞いてほしい選りすぐりの講演が満載されているものと自負しております。とくに領域講習3はワクチンをテーマに、80分間のプレナリーセッションとしました。

実技講習は1講習1時間とさせていただきました。実技講習の会場が狭いため、従来の形式だと受講できる参加者数がかなり制限されるためです。時間は短くなりますが従来通りの充実した内容になるよう、実技主体の講習になるよう各講師にお願いしています。また、今年からGSK医学教育事業助成プログラムが開始されます。若い専門医や専攻医の皆さんは奮って応募ください。

アクロス福岡の周囲にはたくさんの飲食店が立ち並んでいます。そのため、今回はあえて弁当を用意せず、昼食時間を90分、しかも11:30からとってあります。店が込み合う前にゆっくり食事をし、そのあとは器機展示会場でゆっくりしていただけると思います。さらに、土曜日の夜にはホテルオークラ福岡で懇親懇談会を開催します。皆様には奮ってご参加いただくようお願い申し上げます。

最後に、本講習会を開催するにあたり、貴重なご指導をいただきました森山寛理事長をはじめ日耳鼻役員ならびに学術委員会や専門医制度委員会の先生方、司会・講師・実技担当をご快諾いただいた先生方に心より御礼を申し上げます。また、準備段階から多大なご協力を頂きました九州ブロックの関係各位に改めて感謝申し上げます。

第32回日本耳鼻咽喉科学会専門医講習会
実行委員長 黒野 祐一
(鹿児島大学 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学)