第63回日本鼻科学会総会・学術講演会(The 63rd Annual Meeting of the Japanese Rhinologic Society)

市民公開講座(2024年9月26日~11月10日)

下記の通り、市民公開講座をWeb主催いたします。

  •  公開期間:2024年9月26日(木)~11月10日(日)
  •  開催方法:動画配信
  •  参加費:無料
  •  テーマ:悩む鼻副鼻腔疾患:好酸球性副鼻腔炎とアレルギー性鼻炎
  •  主 催:第63回日本鼻科学会総会・学術講演会
  •  共 催:厚生労働科学研究費補助金・難治性疾患政策研究事業(好酸球性副鼻腔炎)
市民公開講座チラシ

プログラム

司会

藤枝 重治
福井大学 医学系部門 医学領域 感覚運動医学講座 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学 教授

 蓄膿症で有名な慢性副鼻腔炎は、汚い鼻と鼻づまりを症状とする代表的な鼻副鼻腔疾患です。日本人では、平面的な顔面と広がっている副鼻腔のため、欧米人よりも副鼻腔炎の罹患率が高いとも言われています。副鼻腔炎の中でも手術をしても治らない難治性の好酸球性副鼻腔炎が最近増えてきました。また日本人の国民病ともいえるスギ花粉症を代表とするアレルギー性鼻炎も重症で治療に抵抗性の難治性アレルギー性鼻炎が問題となっています。

 本市民公開講座は、この二つの疾患について、お二人の専門家にわかりやすく解説をしていただくとともに、その治療法を紹介してもらいます。ぜひこの二つの疾患に悩まれている方は聞いていただきたいと思います。

 なお本市民公開講座は、厚生労働科学研究費補助金・難治性疾患政策研究事業(好酸球性副鼻腔炎)との共催です。

講師

1.変化してきた蓄膿症:好酸球性鼻副鼻腔炎にご注意

高林 哲司
福井大学 医学系部門 医学領域(附属病院部) 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 准教授

2.難治性アレルギー性鼻炎について

櫻井 大樹
山梨大学大学院 総合研究部 医学域臨床医学系 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学 教授